前回の記事では、この分岐はボーダーの基礎値が分岐点係数4の58で、空母系と戦艦系(航戦除く)を含むとその数*5ずつボーダーが上昇し、上限は73になる と推定しました。
今回はこの推定の反例をいただいたので調査を行います。
反例
え...いやなんで逸れた? てかこの元ツイートのも蛟龍計算に入れてなかったから63以上あるし今行ったのなんて72よ? またルートのミス見つけた? とりあえず索敵盛ってみる pic.twitter.com/HbuRrh2Vul
— ひらぎ@宿毛いなうづやよ (@sukumo_inaudu) 2023年5月23日
空母2の編成で、推定式では係数4の68がボーダーとなるはずが、72.37で逸れています
ぱっと思いつく原因としては、空母2編成だとボーダーが73になる可能性が80%ぐらい、3隻編成という特殊条件なので艦数補正が狂ってる可能性が20%ぐらいといった感じでしょうか。
ということで検証が楽な前者から確かめてみます。
1.空母2航巡1駆逐3
結果
係数4の72.9988527の編成でSに逸れを観測
係数4の73.0027392の編成で20回連続ボスに到達
空母2航巡1駆逐3の編成はボーダーが係数4の73と考えてよさそうです。
前回の記事の推定とは異なる結果となりました。頂いた反例もこれが原因だと思われます
反例の原因がわかったので条件を詰めていきます。
次は正空の数が1の時どうなるかを調べてみます。前回まで軽空母1隻は調べてたのですが正規空母1隻は正確には調べていませんでした。
2.正空1航巡2軽巡1駆逐2
結果
係数4の62.9977797の編成でSに逸れを観測
係数4の63.0014302の編成で20回連続ボスに到達
正空1航巡2軽巡1駆逐2の編成はボーダーが係数4の63と考えてよさそうです。
正空2隻では基本ボーダー58から+15だったので、1隻では+8とか+10が想定されましたが1隻では+5でした。
次に軽空母2ではどうなるのかを調べてみます。前回までは軽空母1隻でしか調べていませんでした。
3.軽空母2航巡1軽巡1駆逐2
結果
係数4の72.9978057の編成でSに逸れを観測
係数4の73.0041429の編成で20回連続ボスに到達
軽空母2航巡1軽巡1駆逐2の編成は係数4の73がボーダーと考えてよさそうです。
軽空母でも2隻だと73になってしまうようです。
次は軽空母と正規空母を1隻ずつにした場合どうなるのか見てみます。別カウントかもしれません
4.軽空1装空1航巡1軽巡1駆逐2
結果
係数4の72.9978057の編成でSに逸れを観測
係数4の73.0041429の編成で20回連続ボスに到達
軽空母1装空1航巡1軽巡1駆逐2の編成も係数4の73がボーダーと考えてよさそうです。
別カウントだと68になると思うので、軽空と正空は同じ空母というくくりで見てそうですね。
条件詰め終ったのでまとめます
まとめ
P>T分岐(係数4
航巡2軽巡2雷巡2 57.22~58.57
航巡2軽巡1雷巡1駆逐2 58
航戦1航巡1軽巡1雷巡1駆逐2 58
軽空1航巡2軽巡1駆逐2 63
正空1航巡2軽巡1駆逐2 63
高戦2軽巡2駆逐2 68
高戦2正空1装空1駆逐2 73
戦艦1高戦2装空2正空1 73
正空2航巡1駆逐3 73
軽空2航巡1軽巡1駆逐2 73
軽空1装空1航巡1軽巡1駆逐2 73
P>R分岐 (係数4
戦艦1航戦1軽巡1駆逐3 58より大
航戦1軽空1軽巡1駆逐3 63
上の例からボーダーを求める式を一般化するのは難しいです あきらめました
強引にまとめると、
空母系2以上の時 係数4の73
空母系1以下の時 基礎ボーダーが58 空母系と戦艦系(航戦のぞく)を含むとその数*5ずつボーダーが上昇 最大値は73
でしょうか
いったいどんな実装になっているんでしょうねこの分岐
航戦の情報が少ない気がするけど、反例が出るまでは調査お休みします